2019/04/19更新
夏前だからこそ知っておきたい!冷房に負けないための冷え対策
仕事
お客さんのために涼しい空間を作るため、クーラーを低い設定にしているところも多いんじゃないでしょうか。
長時間クーラーがよく効いている部屋にいると体が冷え切ってしまいますよね。
とはいえ、お客さんは暑い外から来店しているため温度を上げるわけにもいけないし…と非常に悩ましい問題です。
今回は、そんな夏前だからこそ知っておきたい、「冷え」対策についてお話します。
体の仕組み
人間の体というのは、汗をかいて体温調節をしたり、体内に溜まった毒素や老廃物を出したりする仕組みを持っています。
しかし冷房がきいている部屋に長時間いると、汗をかく機会を失われてしまい体温調節がうまくできなくなります。
特に女性は、筋肉量が男性に比べて少ないため、体内で熱を作るのも作った熱を全身に配るのも苦手です。
また、外を歩けばアスファルトの照り返しやムシムシとした湿気の多い暑さがあるのに対して、屋内に入れば冷房が効いています。
このような寒暖差にも体は急激に対応することはできません。
その他にも、暑いからといった理由でアイスなどの冷たい飲み物や食べ物を口にする機会も多くなるため、体の中のほうからも冷えてしまいます。
体の内外からの冷えに対策をしていないと疲れがとりにくく、夏バテや体調不良の原因になりかねません。
今年はこれで怖くない!夏冷え対策
「冷え」は万病のもとです。
夏バテだけではなく、脳血管障害や心疾患などの病気の根源ではないかと注目されています。
ちょっと冷えるけど…と我慢せず、しっかり対策を整えて今年の夏を乗り切りましょう。
お風呂で体の芯から温まる
夏はシャワーだけでいいかな…とついついササっとすませてしまいがちですが、シャワーは表面だけの汚れを流すため、体の芯から温まるのは難しいです。
のんびりぬるめのお湯に浸かって、体全体の血行を促進させましょう!
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睡眠をしっかりとる
夜になると本来は日中動いているときに作用している交感神経から、リラックス状態にしてくれる副交感神経へと切り替わるのが普通です。
しかし体が冷えていると、体温を逃がさない防御機能として交感神経が優位になり続けます。
そのため眠りが浅い状態が続き、体温調節が乱れて悪循環となります。
冷え対策をしたうえでしっかり睡眠をとることが大切です。
朝ご飯をとる
忙しいから、時間がないから…と朝ご飯を抜く若者は少なくありません。
ですが、人は寝ている間に体温が下がった状態になっているため、朝から熱量を補給しないと体内温度が上がらず低体温になりがちです。
タンパク質や脂質などの熱を作る栄養素とビタミン・ミネラルなどをしっかりとって体の内側から冷え改善をしていきましょう!
また、暑いからといった理由でキンキンに冷えた飲み物を飲みがちですが、なるべく体を冷やさないために常温の飲み物を飲むようにしましょう。
カーディガンなどを着る
首やお腹周りなどの体の中心部の露出を控えるように意識しましょう。
特に首まわりには大量の血液が流れている頸動脈があるため、体全体を冷やさないためにもスカーフを巻いたりカーディガンなどを着るなど意識しましょう。
冷えの素は体の内側から起こるもの。
お腹周りを冷やさないように気を付けて、内臓を守りましょう。
軽く汗をかく運動をする
運動は自律神経失調症の予防で最も有効な対策の一つです。
筋肉を刺激することで血液を循環し、手足に血を巡らせてあげましょう。
朝の涼しい時間帯にジョギングなどを行えば、より効果的です。
暑い夏だからこその万全の冷え対策を!
今年の夏を乗り切りましょう!