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2019/03/22更新

美容師の爪に黒ずみが!?爪についたカラー剤を落とす身近なものとは

仕事

カラー剤を毎日触る美容師なら、カラー剤が爪と指の間に入ってしまったという経験があるのではないでしょうか。
カラー剤などで爪が黒ずんでしまうと、見た目もよくないのでお客さんの目に触れるのは避けたいところですよね。
また、カラー剤が爪についているのをそのままにしておくと爪を傷めてしまいます。
そこで今回は、爪を綺麗に保つために爪が黒ずんでしまった場合の処理方法をご紹介します。
 

爪に付着するのを避ける

爪を短く切る


カラー剤が爪と指の間に入ってしまうのは、爪が長いためだと考えられます。
爪が長いとヘッドスパなどの施術の際に、お客さんの頭皮を傷める可能性もありますので、できる限り爪を短くするように心がけましょう。

ゴム手袋を着用する

基本的にゴム手袋を着用してカラー剤を使用するかと思いますが、ゴム手袋を使用しないまま施術をする美容師もしばしばいます。
普段使っているカラー剤なので忘れがちですが、カラー剤は強力な薬品です。
手荒れの原因にもなるため、ゴム手袋を使用することで爪が変色するのを防ぎましょう。
 

爪に薬品がついてしまったら


どれだけ気を付けていても爪に染剤が付く場合もあると思います。休憩時間などに水洗いで落とそうとしても、なかなか落ちないこともあるでしょう。
そこで家にあるもので、爪の変色を落とせる方法をご紹介します。

除光液

ティッシュに除光液をつけて軽くふき取るだけでも染剤が大部分取ることができます。
この時、アセトンという有機化合物が入っている除光液を使うことで、油脂を溶かす作用により染剤が落ちます。
落とした後は手をしっかり洗い、ハンドクリームなどで保湿してあげてください。

メイク落とし

メイク落としはもともとが皮膚の薄い顔に使用するものなので、肌へのダメージが少なく、手荒れを気にしている人にもおすすめの方法h2 の一つです。
クレンジングオイルなどをティッシュに含ませてなじませ、蒸しタオルなどで黒ずみを浮かせてから洗い流します。

灰を使用する

家にクレンジング剤や除光液がない…という場合は、タバコの灰や線香、新聞紙を燃やした灰などを使用すると染剤が落ちます。
灰の中に含まれる炭酸カリウムが洗浄効果を発揮し、昔は灰が洗剤の代わりに使用されていたことから、今でも染剤を落とす方法として伝わっています。
灰を水につけ、黒ずんだ箇所になじませてティッシュでふき取ると染剤が落ちます。
 

爪が傷んでしまったときは

黒ずみを落とす際に爪が乾燥、傷んでしまったときはネイルケアなどで爪を保湿してあげるのがおススメです。
トリートメント効果の高いネイルオイルを使うことで爪にうるおいを与えて、ひび割れなどの爪のトラブルを防ぎます。

また、爪は「ケラチン」というタンパク質で出来ているため、丈夫な爪を作るために鶏のささみや胸肉、大豆製品など良質なタンパク質を摂るように心がけましょう。
 

美容師は手が命

美容師は手が商売道具なため、お客さんにも自分の指先をよく見られています。
ハンドクリームなどで保湿をし手荒れを防ぐほかにも、普段の業務中にも気を配り、爪先まで清潔に保っていきたいですね。
 

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